8月もそろそろ終わりですね。
今月の権利付き最終日は28日(水)。
最終日に向けて月・火は素直に上げてくれるんじゃないかと期待してるんですが
日経平均急落の心配もまだ残っているのでどうなることやら。
権利落ちで一気に下げそうな銘柄もあるのでできれば売り抜けたいところ。
最近買いすぎで次の優待を取りに行く余力も不足気味だしなぁ。
まずは月曜の寄り付きに期待するとしましょ。
さて、一応株主優待を中心と謳うぶろぐであるからには
毎月の優待銘柄ピックアップくらいはまとめていかないとね。
というわけで10月のおすすめ銘柄をわたし目線でまとめてみました。
9月はどこいったんだおい (・ω・;`)
優待に対するわたしのスタンス
わたしのスタンスとしては、優待と配当目的の購入には違いないんですが
買い付け余力には比較的余裕があるので
権利落ち日より2, 3か月前のまだ株価が低いうちに拾って持っておき
優待目的の株価上昇にあわせてキャピタルゲインも狙う
二兎を追う戦略をとってます。
これまでの少ない経験からすると、どうも権利落ちから数日くらいの間に
次の月の優待銘柄がぽーんと騰がる傾向があるように思うんですよね。
権利確定してフリーになった資金で次の銘柄を買う人がいるんじゃないかな?
その後騰がり続ける銘柄、いったん下がる銘柄などまちまちですが
権利確定日直前までには騰がってくる銘柄が多いです。
なので行動パターンのイメージとしてはこんな感じ。
行動枠の色分けは青のほうが理想的な状態
赤に近づくにつれリスクの高い状態を表します。
下がったところで買い、騰がれば優待にはこだわらずに売却益を狙っていく。
当然権利確定前でも逆に下がる可能性はあり、取らぬ狸の皮算用ではありますが
もし含み損が出たとしたら優待と配当金を受け取り
権利落ち後の戻りに賭けて逆張りをかけていく。
それでも下がり続けたら、、、しょうがないね (´・ω・`)
優待がほしいというよりは
優待と配当金はトレードに失敗した場合の損失を埋めるための保険であり
値動きが把握しやすくなるツールとしてみてます。
権利付き最終日っていうわかりやすいタイムリミットがあるだけで
かなり値動きは読みやすくなりますから。
自分のぶろぐの行動指針を真っ向から否定するようですが
優待ってそんなにいいものでもないですよ。
あくまで長期保有した場合のおまけ。
株取引の妙味はやはりキャピタルゲインだと思っています。
だって数千円の優待なんて数日うまい取引したらすぐ稼げちゃうんだもの。
含み損まみれの小娘がなにを偉そうにと自分でも思いますが
優待のために多額の含み損を抱えたり買付余力が凍結されるのがどんなに痛いかは
最序盤に優待銘柄で痛い思いをしたからこそ強く感じることです。
なので優待取りだけを目的としたつなぎ売り・クロス取引などは行いません。
というかクロス取引っていろんなとこでオトクだと紹介されてますが
リスクがバカ高いわりにメリットの薄いかなりの悪手だとわたしは思ってるんですが
実際やってる人からしたらどうなんでしょう?
だってクロス取引って
- 本来いらないはずの(優待はなきゃないでもいい)
- 割引券を(クロスでも結局手数料などがかかり完全無料ではない)
- 高いリスクを負って(逆日歩で大損の可能性あり)
- かなりの元手をかけて(買い付けには結局高額の元本が必要)
- 株の利益を捨てて(キャピタルゲインもインカムゲインも得られない)
ただただ優待商品だけを買いに行く行為のことでしょう?
それで得られるのがわずか数千円程度のお菓子とか食事券じゃあねぇ。
なら株なんかやらずにセール中に買ったり、最悪金券ショップで買うほうが
割引率は小さいですが圧倒的にリスクは小さいと思ってしまうのです。
同じリスクを負うのならちゃんと現物で株を買って適切にトレードしたほうが
大きな見返りの可能性がある分ずっといいと思うのですよ。
その分若干リスクが大きくはなりますけども
自分がどれだけのリスクに耐えられるかを把握してトレードすればいいだけで
リスクが0じゃない時点でクロス取引も現物所持も大してかわりません。
"タダ(と勘違いしているもの)より高いものはない" ってやつですね。
もちろん逆日歩がかからない一般信用のこともしっかり調べましたが
それでも多額の買付余力を凍結してることには変わりありませんしね。
余力があるなら買いたい銘柄は山ほどあるのです (๑ˉ ˘ ˉ๑)
追記
辛口なこと書いた後でさすがに何も知らんで批評するのもいかんと思い直し
優待クロスをしてるブログさんを読みまくってきました。
株ブログをしてる人の多くはクロス優待をしつつ長期保持もしてます。
株を保持する場合にも余力が0になるまで買い付けることはまずせず
普通は最低でも証券口座にいれた総資産のうち3割程度は残しておくもの。
そのすぐには使わない余剰分を使ってクロス取引をするのであれば
確かに有効活用になる場合もあるみたいです。
買付した場合は売り抜けられればいいですが
万一塩漬けになった場合に余力として機能しなくなっちゃいますからね。
証券会社が狙うような何も知らない新規の方に真っ先に薦めるのは
まだちょっと納得いかないところはありますけども。
これについてもいろんな意見探してみようかな!
・・・(゚Д゚)ハッ 余談が長すぎた。
そうは言ってもおまけとしてなら優待は好きですよ。
探してても楽しいですしね。
というわけで10月の優待をピックアップしていきましょう。
優待リストは誰でも見れますし証券会社の紹介枠でもたくさん情報があるので
ここではわたし目線でお得だと感じた銘柄を根拠を踏まえて紹介していきます。
利回りが高くても興味がない優待は完全スルーしていきますのでご容赦を。
読んでて似たような趣味嗜好だな?と感じた方は
今後もちょくちょく見に来てくれるとうれしいです (*´ω`*)
10月の優待は32銘柄
8月の106銘柄、9月の416銘柄に比べると若干少ないこともあり
優待利回りでいうと正直そこまで魅力的なものはないですね。
8, 9月の銘柄を多く持っているのであれば
次に比較的多い12月の銘柄を押さえにいった方がいいかもしれません。
ただ配当利回りまで含め、余剰資金の行き先として考えれば
悪くはないかな?といった感じの銘柄はいくつかありました。
10月の銘柄はクオカードが多いですね。
なのでクオカードの銘柄を全部リストアップして比較し
それ以外のところでめぼしいところを4つチョイスしてみました。
クオカード銘柄(8銘柄)
クオカードをもらえる銘柄は10月全体の25%。かなり多いですね。
売価の高いコンビニくらいでしか使えないクオカードは
わたし的にはあまり魅力的ではないんですが
使用期限がなく汎用性が高いという点においては自社サービス券などより優れてます。
保持銘柄が増えてくるとお菓子とかもらっても食べきれなくなりそうなので
そういう意味でもいくつか混ぜておきたいところ。
人気も高いので値上がりも期待できますしね。
クオカードを含む金券系の優待は自社製品系に比べると優待利回りは低く
だいたい0.3~0.8%程度に収まる感じ。
高いものでは2%を超える自社製品・サービス券に比べると低く感じますが
自分にとって不要なものであればいくら設定金額が高かろうが価値はなし。
好きなものを買えるとなれば甲乙つけがたいところでしょう。
優待クロスの場合には同じクオカードならどれでも変わらないので
必要資金の少ないもの、競争率の低いものを適当に選べばいいんでしょうが
現物を所持するとなると今後の値動きもしっかり考えて手を出さないと。
というわけで現在の株価と過去2年の値幅、配当利回りも含めてリスト化しました。
現在株価はわたしが調べた8月10日現在の値を使っています。
赤字の銘柄は半年以上継続所持が条件となるため
今から購入しても今期はもらえませんが
値上がりを狙いつつ次回に向けて取得しておくためにも監視は必要でしょう。
わたしの個人的な見解によっておすすめ度の高い順に上から並べておきました。
優待銘柄全部を買うほどのこともないですので
上位4銘柄くらいを監視して値下がりしたものを買うとよいかと。
この中でも異彩を放つのが萩原工業(7856)。わたしの中では一押しです。
ここはブルーシートや養生テープを製造販売する企業で
優待は自社製品を含むカタログの中から選択する形式。
自社製品は特殊な趣味嗜好を持つ人しか選ばないであろう誰得なものですが
その中にクオカードが入ってるので1,000円満額計上する価値は十分あります。
しかもここ、3年以上継続保有すると3,000円分にあがり
その際1,000円相当の商品を複数選択してもよいそうで
クオカード3枚も選択可能であることがしっかり明記されてます。
(ほかの3,000円相当の商品も正直お察し)
この場合の優待利回りは2.30%。金券にしては破格の利回りです。
ここにさらに配当が1株あたり32円もつきます。
2.46%は配当利回りだけ見ても買いでいいんじゃないかと。
ここ数年の業績は大きな成長はないものの堅実に黒字を出しているようで
値崩れの危険性もかなり低いように感じます。
わたしもここだけは絶対に押さえておこうと思ってます (*´ω`*)
それ以外はどこも似たような感じですが
配当利回りの高いファースト住建(8917)と学情(2301)が狙い目かな?
ファースト住建は1年以上保持が条件なところがネックですが
過去2年のレンジやPBRからしても比較的割安なところは好材料だと思います。
その他の銘柄ピックアップ
○パーク24(4666)
ここは日記のほうでも取り上げましたがタイムズ駐車場の駐車券がもらえます。
駐車場を全く使わない人にとってはほぼ無価値ですが
同企業が経営している 温浴施設タイムズ スパ・レスタ(東京都豊島区東池袋)
でも利用可能ではあるそうです。
普段から通っているような人でもない限り不要かな?
○日本ハウスHLDGS(1873)
もらえるのは自社子会社のカレー・スープセットですが
"カレーはハウス"でおなじみのハウス食品G本社(2810)とは関係ないみたい。
ここはリフォーム、マンション販売、ホテル経営が中心の企業だそうで。
吉幾三さんのCMが有名な新日本ハウスとも違うみたい。
よくわからんですね(´-ω-`)
もらえるカレーもそっけなく自社子会社製としかない得体の知れないものですが
昨年もらった優待ブログさんとこの情報によると
自社ホテルで提供している1食900円相当の超高級カレーなんだって。
カレー3食分(3種類)とブイヨンスープ1食分で計3,240円相当。
正直、美食にあまり関心のないわてくしとしてはいいとこ1,000円相当です。
取得条件が1,000株所持なので注意!その額40万強。
もともと単価は安めの株なので1,000株でも手がとどく範囲のお値段ではありますが
さすがにちょっと高いかなぁ?
わざわざ狙いに行くようなものでは決してないですが
ネタとしては機会があるならどんなお味なのかちょっと食べてみたいですね。
配当利回りは4.74%と悪くないので配当重視なら買ってもよさそう。
配当ついでのおまけにリッチな気分を味わってみませんか? (´▽`*)
○神戸物産(3038)
業務用食品を扱っているその名もずばり"業務スーパー"を経営する卸売業。
本社は兵庫にあるそうですが、東京にも結構お店が出ているので
わたしもよく買いに行ってます。
冷凍食品を中心としてたしかに安い!
優待でもらえるのは業務スーパーで使える商品券1,000円相当ですが
株価が上がりすぎてしまい優待利回りは0.16%程度とうまみはありません。
今回ピックアップした理由はそのチャート。
過去3年間、途中わずかな下げはあるものの
ほぼ常時右肩上がりに成長を続けてきたところ
8月16, 19日の2日間で一気に1,000円以上も下落しました。
業績自体は文句ないみたいですが
一時的な下げなのか?さらに下げていくのか?気になるところですね。
上げそうでもさすがに手が出ない株価ですが
今後の動向は見守っておきましょ。
○ギグワークス
さいごに取り上げるここはお買い得とかではなくもはやネタです。
優待でもらえるのはビットコイン!なんじゃそりゃ!?
企業説明は読んでみましたが
ITと人材派遣が中心ということしかちょっとよくわかんないですね。
ビットコインが直接関係するような事業はなさそうですが
単なる話題性からなのかな?
どうも人材派遣とIT機器を使ってマイニングに着手してたみたいです。
ビットコイン自体が不安定なものの上
たった1,000円ぽっちもらってもなんにもならず
まさに誰得?な優待ではありますが
こんなのもあるんだねぇといったご紹介でした。
まとめ
ざっとご紹介しましたが、本気で欲しいと思えるのは萩原工業くらいで
あとは無理して拾いに行くほどでもないかなといった感じ。
まあ初回から何百もの銘柄を調査となるとさすがに参ってしまうので
練習としてはちょうどいいくらいの数でした。
今後も毎月調査していきたいと思います。
よかったらまた見に来てくださいませ ( *・ω・)*_ _))